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Warren Vaché & 「大七」本醸造 ひやおろし


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本日仕入れた酒は、扁平精米と生もと造りを看板にしている大七酒造の本醸造ひやおろしです。キレ味があるバランスの良い中辛のお酒で、2150円という価格を考えるととてもCPの高いお酒です。
今日は、CPは高くはないですが滋味溢れる渋いアルバムを取り上げたいと思います。
Warren Vachéがコンコードに1979年に録音した"Polished Brass"です。
Warren Vachéといえばテナーのスコット・ハミルトンとのコンビで、コンコードからハミルトン名義やオール・スター・セッションで数多くのアルバムを出しています。
このアルバムはVachéのコンコードからの第2弾で、ギタートリオをバックにしたカルテット演奏です。ルビー・ブラフのような暖かみのある渋い音で"My Melancholy Baby"、"Love Walked in"等のスタンダードを聞かせてくれます。A面2曲目の"It Might As Well Be Spring"は、ギターのCal Collinsのデュオでしっとりと演奏されます。
Warren VachéとCal Collinsの抜群のコンビネーションが織りなすモダン・スウィングの秀作だと思います。
手持ちはアナログLP(おそらく未CD化だと思います)ですのでパーソネルと曲名を記しておきます。

Warren Vaché (cor,flh)
Cal Collins (g)
Michael Moore (b)
Jake Hanna (ds)

Side A
1 I Hadn't Anyone Till You
2 It Might As Well Be Spring
3 My Melancholy Baby
4 Love Walked in
Side B
1 Close As Pages in a Book
2 It's Love in the Spring
3 Why Shouldn't I
4 Ida Sweet As Apple Cider
5 If We Never Meet Again,

コメント (4)

kubota_toyoaki [TypeKey Profile Page]:

生酛って最近どこの蔵でも流行なんだそうですよ。
あの力強い味わいがウケているのでしょうね。

ルビー・ブラフのような音色。
いいですねー。
コンコードでもモダン・スイングってあるのですね。

georgeさん、ウォーレン・バッシェ、良いですよね。自分も一枚だけ所有してました。
当然お持ちのアルバムかも知れませんが、"JILLIAN"です。音色の奇麗なコルネット、フリューゲルホーンですよね。コンコードジャズはスコット・ハミルトンをはじめニューエイジによる中間派演奏の好アルバムがパラパラ存在しますよね。カバーが良いのが少なく、あまりコレクションの対象ではないので手持ちは少ないですが・・・

george [TypeKey Profile Page]:

kubota_toyoakiさん
いつもコメントありがとうございます。
67camperさんがご指摘のように70年代、80年代のコンコードには、このWarren Vaché、Scott Hamiltonをはじめ中間派のフォロワーのアルバムがたくさんあります。
50~60年代のものとは違ってLPも比較的安価で手に入ります。

george [TypeKey Profile Page]:

67camperさん
コメントありがとうございます。
Warren Vachéはこれと"Iridescence"の2枚しか持っていません(^_^;)
"JILLIAN"は、Warren Vachéのコンコードの第1段のアルバムですね。聞いてみたいです。
確かにコンコードのジャケットは、50~60年代のヴィンテージものに比べると見劣りがします。

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2006年11月25日 22:35に投稿されたエントリのページです。

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