11月23日にAnita O'Dayが87歳でこの世を去りました。
ここ2、3日は、Anitaを偲んで彼女の残したアルバムを聞いています。
「真夏の夜のジャズ」にオシャレなドレスで登場してスウィンギーに歌う姿、特に白い手袋をした手の動きが印象的でした。
声量の無さと不安定な音程という歌手としてマイナス面を独創的なジャズ唱法と独特の声で補い、魅力ある歌唱を数多く残しました。
まさに彼女はクリス・コナーと並ぶ白人女性ジャズヴォーカリストの双璧です。
ここに取り上げたのは、1956年にVerveに録音した"Pick Yourself up with Anita"です。
harry"Sweet"Edison(tp)、Barney Kessel(g)を擁するセクステット、Buddy Bregmanのオーケストラをバックに"Let's Face the Music and Dance"、"Pick Yourself up"などの小粋なスタンダードをスウィンギーに歌っています。
改めて彼女歌の魅力に気づかされたアルバムです。
心からご冥福をお祈りします。
コメント (6)
georgeさん、こんにちは。
大往生とは言え、寂しいですよね...週末に、私もこのアルバムを聴きました。
Posted by: turu | 2006年11月28日 10:50
日時: : 2006年11月28日 10:50
georgeさん、こんばんは。
アニタ、お亡くなりになりましたねぇ。。。
私はTHIS IS ANITAを聴いてました。
そういえば、こちらのアルバムも未聴のまま。
georgeさんのブログは刺激になります。
欲しいレコード、聴いてみたいレコードのチェックリストが増える一方です(笑)
Posted by: kubota_toyoaki | 2006年11月29日 00:13
日時: : 2006年11月29日 00:13
turuさん
コメントありがとうございます。
turuさんもこのアルバム取り上げていますね。
TBさせていただきます。
Posted by: george | 2006年11月29日 01:23
日時: : 2006年11月29日 01:23
kubota_toyoakiさん
いつもありがとうございます。
"THIS IS ANITA"もイイですね。
LP引っぱり出して聞いてみます。
こちらこそ、kubotaからいろいろな刺激を受けて新しい領域に踏み出しつつあります。
Posted by: george | 2006年11月29日 01:28
日時: : 2006年11月29日 01:28
87歳だったんですね。残念。
そう、「真夏の夜のジャズ」でのあの姿は強烈に印象に残ってます。なんてステキなお姉様って興奮した覚えがあります(^^)
Posted by: カルロス | 2006年11月29日 23:22
日時: : 2006年11月29日 23:22
カルロスさん
コメントありがとうございます。
アニタの視覚的イメージといったら、すぐに「真夏の夜のジャズ」のステージを思い出すほど印象的です。お洒落にスウィングするアニタの姿が忘れられませんね。
Posted by: george | 2006年11月30日 01:14
日時: : 2006年11月30日 01:14