« Warren Vaché & 「大七」本醸造 ひやおろし | メイン | ルビー・ブラフのマイ・フェア・レディ  »

さよなら Anita 


AnitaODayPickYourselfUpwith.jpg

11月23日にAnita O'Dayが87歳でこの世を去りました。
ここ2、3日は、Anitaを偲んで彼女の残したアルバムを聞いています。
「真夏の夜のジャズ」にオシャレなドレスで登場してスウィンギーに歌う姿、特に白い手袋をした手の動きが印象的でした。
声量の無さと不安定な音程という歌手としてマイナス面を独創的なジャズ唱法と独特の声で補い、魅力ある歌唱を数多く残しました。
まさに彼女はクリス・コナーと並ぶ白人女性ジャズヴォーカリストの双璧です。
ここに取り上げたのは、1956年にVerveに録音した"Pick Yourself up with Anita"です。
harry"Sweet"Edison(tp)、Barney Kessel(g)を擁するセクステット、Buddy Bregmanのオーケストラをバックに"Let's Face the Music and Dance"、"Pick Yourself up"などの小粋なスタンダードをスウィンギーに歌っています。
改めて彼女歌の魅力に気づかされたアルバムです。
心からご冥福をお祈りします。

コメント (6)

turu:

georgeさん、こんにちは。

大往生とは言え、寂しいですよね...週末に、私もこのアルバムを聴きました。

kubota_toyoaki [TypeKey Profile Page]:

georgeさん、こんばんは。
アニタ、お亡くなりになりましたねぇ。。。
私はTHIS IS ANITAを聴いてました。
そういえば、こちらのアルバムも未聴のまま。
georgeさんのブログは刺激になります。
欲しいレコード、聴いてみたいレコードのチェックリストが増える一方です(笑)

george [TypeKey Profile Page]:

turuさん
コメントありがとうございます。
turuさんもこのアルバム取り上げていますね。
TBさせていただきます。

george [TypeKey Profile Page]:

kubota_toyoakiさん
いつもありがとうございます。
"THIS IS ANITA"もイイですね。
LP引っぱり出して聞いてみます。
こちらこそ、kubotaからいろいろな刺激を受けて新しい領域に踏み出しつつあります。

87歳だったんですね。残念。
そう、「真夏の夜のジャズ」でのあの姿は強烈に印象に残ってます。なんてステキなお姉様って興奮した覚えがあります(^^)

george [TypeKey Profile Page]:

カルロスさん
コメントありがとうございます。
アニタの視覚的イメージといったら、すぐに「真夏の夜のジャズ」のステージを思い出すほど印象的です。お洒落にスウィングするアニタの姿が忘れられませんね。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2006年11月28日 01:40に投稿されたエントリのページです。

ひとつ前の投稿は「Warren Vaché & 「大七」本醸造 ひやおろし」です。

次の投稿は「ルビー・ブラフのマイ・フェア・レディ 」です。

他にも多くのエントリがあります。メインページアーカイブページも見てください。


Powered by
Movable Type